15Nov
女性ホルモンは女性の美や健康を左右するものとして、いろんなところで見かける言葉ですよね。
しかし、実際、この女性ホルモンがどのような役割を果たしているか、あなたはご存知ですか?
今回はそんな女性ホルモンの役割や、女性ホルモンを増やす食べ物、逆に減らしてしまう習慣や食べ物について解説していきます。
女性ホルモンは美容や健康、妊娠や精神状態にまで深く関係する大切な成分。
女として、妻として、母として、知って置くべき知識がたくさんありましたよ!
女性であれば、一生役立つ知識ですので、最後までチェックしていってくださいね!!
お好きなところからどうぞ
女性ホルモンって一体なに?
『そもそも女性ホルモンってよく聞くけど、どうゆうこと?』
って人も多いのではないでしょうか?
まずは女性ホルモンがどういったものなのかを理解していきましょう。
女性ホルモンは女性のお肌や体、心や脳に影響をおよぼず物質です。
もっと詳しくいうと、脳が指令を出して卵巣で作られる2つのホルモンのことを言います。
それが、
- エストロゲン
- プロゲステロン
です。
この2つのホルモンが一定の周期で分泌されることで、女性が妊娠や出産をできるカラダづくりをサポートしているのです。
それでは、それぞれのホルモンの役割をチェックしていきましょう!!
女性ホルモン①エストロゲン
エストロゲンは、美容に深い関係のあるホルモンです。
美容サプリなどでもよく使われている成分なので、この名前は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
エストロゲンは
- お肌のターンオーバー
- 髪の毛にハリやコシ、ツヤ
- バストのハリ、ボリューム
- 丸みのある女性らしい体のライン
- 基礎体温を下げる働き
- 自律神経や、感情、脳の働き
- 肌や骨への影響
などの項目を左右する、女性にとって非常に重要なホルモンです。
特に美容面で大きな役割を果たすホルモンと覚えておくといいでしょう。
エストロゲンが分泌しがちな時期は生理の終わりころから排卵前にかけてです。
精神的にも安定しており、体もお肌の調子もいい時期とされています。
女性ホルモン②プロゲステロン
一方のプロゲステロンは、妊娠をできる体に整えてくれるホルモンです。
働きは
- 子宮内膜を厚くして妊娠活動を整える
- 体内の水分を保持する
- 皮脂分泌を活発にする
- 食欲を増進させる働き
- 基礎体温を上げる働き
- 受精しやすい状態に整える
など、女性が妊娠出産をできるように体の状態を整えてくれるホルモンです。
プロゲステロンが分泌しがちな時期は排卵後から、次の生理にかけて。
プロゲステロンの分泌が多い時期は腹痛、腰痛、頭痛が起こったり、身体がむくんだり、お肌が荒れて吹き出物が出来たりします。
精神的に不安定にもなるのでイライラしてしまったりすることも。
心当たりがある方も多いのではないでしょうか?
これは女性ホルモンのプロゲステロンが要因だったのです。
このような症状が悪化すると月経前症候群(PMS)と呼ばれるものになります。
これらの女性ホルモンはバランスが大事!!
それぞれ大切な役割を果たしている女性ホルモンですが、両方とも脳と密接につながっているホルモンのため、ストレスの影響を受けてしまいがちという性質があります。
量が増えすぎてもダメで、少なすぎても問題が起こってしまいます。
特にプロゲステロンが増えすぎると
- 吹き出物ができる
- 精神が不安定になる
など悪い影響が出てきてしまいます。
子宮ガンや乳ガンなどの病気リスクとの関連もあるので、全く気にしないで生活をしていると、ちょっと危険なものでもあるのです。
女性ホルモンを増やす食べ物をチェック!
女性にとって、女性ホルモンがいかに大切な役割を果たすかはおわかりいただけたのではないでしょうか?
しかし、女性ホルモンは先ほどお伝えした通り、ストレスの影響を受けやすいという性質があります。
とはいえ、ストレスなんてそんな簡単にコントロールできるものでもないですよね・・・。
そこでおすすめなのが食事による女性ホルモン不足の解消です。
女性ホルモンに効果的な食事を摂ることで、ホルモン不足による身体の機能低下を和らげることができるのです。
それではおすすめの食材をご紹介していきましょう。
女性ホルモンを増やす食べ物①大豆製品
女性ホルモンを増やす食べ物で一番のおすすめは大豆製品です。
大豆に多く含まれているイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンによく似た働きをし、エストロゲンの手助けをしてくれる効果があります。
イソフラボンはエストロゲンと結びつくことで細胞の発達を促し、女性の悩みや不調を改善する役割を果たしてくれます。
大豆製品には普段の食事から取り入れやすいものが揃っています。
- 豆腐
- 納豆
- 味噌
など、和食が好きな方にとっては取り入れやすい食材ではないでしょうか?
自炊が苦手な方でも意識すれば食べることができる食材ですし、外食などでも味噌汁をつけるなどして摂るようにしましょう。
女性ホルモンを増やす食べ物②良質な油
次に女性ホルモンを増やす食べ物としてご紹介したいのは良質な油です。
油なんて、女性ホルモンと関係あるの?と思ってしまいそうですが、実は非常に関係が深い食材なのです。
女性ホルモンは主にタンパク質とコレステロールから構成されており、このコレステロールの元は食事で摂った油なのです。
そのため、良質な油を体に摂取することが女性ホルモンにとって非常に大切なポイントとなります。
おススメの油は
- アマニ油
- エゴマ油
- 菜種油
- 魚油
- オリーブオイル
- ヘンプシードオイル
- マカダミアナッツオイル
などが挙げられます。
また、直接油を取らなくとも良質な油を摂取する方法として
- アーモンド
- クルミ
- 卵
を食べるようにするというのも手です。
これらを食べることで良質な油を摂取することができますので、是非意識して摂るようにしましょう。
女性ホルモンを増やす食べ物③キャベツ
キャベツ女性ホルモンを整える効果があります。
キャベツにはボロンという成分が含まれており、これには女性ホルモンのエストロゲンを活性化する効果があります。
- 胸のバストアップ効果
- 美肌効果
などが有名な作用です。
バストアップサプリメントにも良く使われる成分ですから、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
しかし、注意しなければならないのがキャベツの食べ方です。
実はキャベツに含まれるボロンはとても壊れやすい栄養素で、熱が通ると女性ホルモンを増やすはたらきが無くなってしまうのです。
そのため、キャベツは生で食べるようにしましょう。
生で食べればビタミンCも効率的に摂ることができ、より美肌効果もアップしますので、おすすめですよ。
女性ホルモンを増やす食べ物④ざくろ
ざくろにも女性ホルモンに似た働きをする植物性エストロゲンが豊富に含まれています。
加えて、エラグ酸という美白効果のある物質も含まれているため、相乗効果で大きな美白効果を望むことができます。
これらの効果はざくろの種子に入っていますので、サプリやドリンクタイプで飲む場合は種子エキスが入っているものを選ぶようにしましょう。
また、ざくろには抗酸化作用があるため、体内の活性酸素を除去してアンチエイジング効果を得ることもできます。
活性酸素は疲労やストレスなどで溜まっていってしまいますので、ざくろを意識的に摂取するようにしましょう。
女性ホルモンを増やす食べ物⑤カボチャ
そして最後にご紹介する女性ホルモンを増やす食べ物はカボチャです。
カボチャに豊富に含まれているビタミンEは女性ホルモンの分泌の中枢でもある脳下垂体や卵巣にはたらきかけ、分泌を促してくれる効果があります。
また、ビタミンEには抗酸化作用もあり、老化や肌トラブルの原因である活性酸素を減少させる効果もあるので美容のためにも積極的に毎日の献立に取り入れていくようにしましょう。
女性ホルモンのバランスを崩す食べ物はなに?
女性ホルモンを整える食事をご紹介してきましたが、逆に食事により女性ホルモンのバランスを崩してしまうこともあります。
そんな女性ホルモンのバランスを崩してしまう食事の特徴もご紹介していきましょう!
女性ホルモンのバランスを崩す食べ物①ジャンクフード
せっかく女性ホルモンを整える食事を摂ってもそれを台無しにするのがジャンクフードです。
ハンバーガーやホットドッグやポテトチップスなど、こういったジャンクフードは、脂質が多くなりすぎてしまい、ホルモンバランスを乱してしまいます。
禁止とは言いませんが、できるだけジャンクフード食を食べるのは避けた方がいいでしょう。
脂質は生理痛を強くすることもありますので、気を付けてくださいね!
女性ホルモンのバランスを崩す食べ物②添加物
ジャンクフードと一緒に注意していただきたいのが、添加物です。
添加物は今や様々な食べ物に含まれているので、生活から取り除くことは難しいと思いますが、保存料や着色料などの食品添加物も女性ホルモンに悪影響を及ぼすものです。
食品添加物が体内に入ると、肝臓がその食品添加物を毒として認識し、解毒するために過剰にはたらき始めます。
すると、肝臓が酷使されて疲れてしまうため、ホルモンに対する肝臓のはたらきが弱まってうまく作用しなくなってしまうのです。
さらに、酷使してしまうと肝臓が本来持っている解毒作用も弱くなってしまい、食品添加物などの悪い物質が体内に蓄積されて、ホルモンを正常な状態にキープできなくなるというリスクも増えてしまうのです。
添加物はお菓子やお惣菜、コンビニ食などに使用されているので、なるべく自炊することを心がけましょう。
女性ホルモンのバランスを崩す食べ物③トランス脂肪酸
トランス脂肪酸も女性ホルモンのバランスを崩してしまう食べ物の一つです。
これは人工的に作られた油成分で、マーガリンやショートニングなどの食品に含まれています。
ショートニングはパンやケーキ、ドーナツなどに含まれている成分です。
また、このトランス脂肪酸は悪玉コレステロールも増やしてしまう効果があり、PMS(月経前症候群)が悪化してしまうケースもあります。
女性ホルモンのバランスを崩さないように食べる習慣を見直そう!
これらの女性ホルモンのバランスを崩す食べ物を日常的に摂取している人は多いですよね。
時間がなかったりすると、ついつい簡単に済まそうと思って添加物が多く含まれているものを食べたり、トランス脂肪酸の入っている食事を選んでしまったり、ジャンクフードに手を伸ばしてしまうものですが、これがあなたの女性ホルモンのバランスを崩し、あなたの不調の元になってしまっているのです。
全てを排除するのは難しくとも、意識的に減らすことはできます。
いくら女性ホルモンを増やす食べ物を食べたところで、女性ホルモンのバランスを崩す食べ物を食べてしまっては、元も子もありません。
食べ物を選んで、日々気をつけて食事を摂るようにしましょう。
きついダイエットや偏った食生活も注意!
食材だけでなく、食べ方もあなたの女性ホルモンのバランスを崩す要因となっています。
例えばキツすぎるダイエットもこの要因となります。
きつい食事制限をするようなダイエットは、ストレスの原因となり女性ホルモンのバランスを乱してしまうのです。
美容のためにダイエットをするのに、その生で女性ホルモンバランスが崩れて肌が荒れたり、髪がボロボロになってしまったら意味がないですよね!
また、偏った食生活も女性ホルモンの分泌バランスを乱す要因となります。
好きなものやローカロリーのものを食べたり、流行りの炭水化物抜きダイエットなども女性ホルモンの観点から見ると、おすすめできません。
バランスよく栄養の取れた健康的な食生活を送ることが女性ホルモンのバランスを安定させるのには一番なのです!
女性ホルモンを増やす食べ物まとめ!
いかがでしたか?
今回は女性ホルモンの役割や、女性ホルモンを増やす食べ物、逆に減らしてしまう習慣や食べ物について解説してきました。
女性ホルモンは美容や健康、妊娠や精神状態にまで深く関係する大切な成分。
今から食生活を改善することで、あなたの体調や見た目は全く変わってきます!
女性ホルモンは体内で分泌されますが、年齢と共にその量は減少していきます。
今回ご紹介した食材などで不足分を補うことは必須事項なのです。
学んだことを意識して、女性ホルモンのバランスを保ち、上手に体をメンテナンスするようにしてくださいね!
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